【塩尻市】Y様邸 全塗装工事
屋根のケレン作業とリフティング現象への対応

| 施工場所 | 長野県塩尻市 |
|---|---|
| 建物種別 | 戸建て(別荘地) |
| 使用塗料 | 屋根:デュフロン4Fルーフ(フッ素塗料) 外壁:ダイナミックTOP(ラジカル塗料) 木部:キシラデコールHS 煙突:1000℃対応耐熱塗料 |
| 施工範囲 | 屋根塗装・外壁塗装・木部塗装・煙突塗装・雨戸 (軒天部分張替え・Uカットクラック補修・パテ補修含む) |
| 工期 | 約18日間(2024年6月20日〜7月8日) |
| 施工保証 | 屋根:5年 外壁:7年 |
| 費用(参考価格) | *** |


下地を徹底的に
整えて塗装
塩尻市の別荘地に立地するY様邸は、周囲に木が多い環境での施工となりました。建物や植栽を傷めないよう細心の注意を払いながら足場を仮設し、翌日から高圧洗浄を実施。お客様の水道をお借りする際は無駄な水量を使わないよう「止水フロート」を使用しました。塗匠では、こうした細かな気配りも大切にしています。洗浄後は屋根の塗膜がかなり弱く、洗浄だけでも剥がれてしまう箇所が多く見受けられ、下地処理の重要性を改めて確認しました。
モルタル外壁の状態は比較的良好でしたが、少量のひび割れが発生していたため「Uカット工法」で補修しました。今回は玉吹きのヘッドカット模様があるデザインのため、補修後も同じ模様を再現し、仕上がりに違和感が出ないよう丁寧に仕上げました。また、木部の外壁にはキツツキに空けられた穴が無数に見られたため、パテを使って一つひとつ丁寧に補修しました。こうした見えない下地処理の積み重ねが、長持ちする塗膜づくりの基本です。
フッ素塗料で仕上げ
腐食軒天の張替えと
煙突耐熱塗装
屋根は前回塗装の塗膜劣化が著しく、全面ケレン(旧塗膜除去)から着手しました。ケレン後も「リフティング現象」——上の塗料の溶剤が古い塗膜を軟化・膨潤させ浮き上がらせる現象——が起こりやすい状態でした。このためケレン→下塗り→再ケレン→中塗りというように、手作業のケレンと塗装を繰り返しながら一段一段下地を安定させていきました。煙突周りのシーリングは一度撤去し、防水テープで補修してから塗装しています。
通常は3回塗りで仕上げますが、仕上がりに白くモヤがかかり艶引きも生じたため、塗匠では妥協せず急遽4回目の塗装を実施しました。4回塗り後はしっかりと綺麗な表面に仕上がり、納得のいく結果が得られました。また腐食が進んでいた軒天は新しいボードに部分張替えし、下塗りシーラーを入れてからN35(鈍色)で仕上げ、モダンな雰囲気に生まれ変わりました。煙突はケレン後に1000℃まで対応する耐熱塗料で2回塗りし、安全かつ長持ちする仕上げとしました。
ラジカル塗料で外壁を
規定膜厚で3回塗り仕上げ
外壁の木部にはキシラデコールHSを使用しました。木部の状態は比較的良好でしたので2回塗り仕上げで対応。キシラデコールは木材に深く浸透して内部から保護する塗料で、木の質感を活かしながら耐候性を高めます。木部はおおよそ5〜7年周期でメンテナンス塗装を行うことが適切で、今回の施工で次のメンテナンス時期まで安心して過ごしていただけます。付帯物は外せるものを取り外してから塗装し、細部まで丁寧に仕上げました。
モルタル外壁はダイナミックTOP(ラジカル塗料)で下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り仕様で施工しました。各工程で一定の膜厚を意識して塗ることが耐久性を左右する重要なポイントです。雨戸は白に塗り直しすっきりとした印象に仕上げました。7月8日に全工程が完了し、お客様にも大変満足していただきました。別荘地の木が多い環境を逆手に取り、紫外線の影響を考慮した塗料選択と、樹液の影響を慎重に見極めた施工判断で、この場所に適した長持ちする塗膜を形成することができました。
今回は複数の長野県の業者さんの中から検討させて頂きました。 屋根外壁の調査や見積もりの時点からとても丁寧な説明とアドバイスを頂き、塗匠さんにお願いしました。 私達の気になるポイントにも細かく相談にのっていただき適切な対処と とても丁寧な工程で安心できました。 毎日の終わりに更新されるブログでの動画/写真で工程の進み具合いや説明がとても良かったです。 本当にいろいろとお世話になりどうもありがとうございました。 今後ともまた相談させて頂きます。
塩尻市 Y様(築**年)

代表:中村
この度は、塩尻市のY様より屋根・外壁の全塗装工事をお任せいただき、誠にありがとうございました。塗匠のホームページやYouTube、ぬりblogをご覧いただきご縁をいただきました。事前の打ち合わせや色決めも妥協なく行い、お客様に納得していただいた上で着工しました。
今回の施工で特に力を入れたのは屋根のケレン作業と、リフティング現象への対応です。前回塗装の塗膜が大きく劣化しており、洗浄だけでも剥がれてしまう状態でした。ケレン→塗装→再ケレンを地道に繰り返し、3回塗装後も白くモヤがかかる艶引きが生じたため、予定を変更して4回塗りに切り替えました。このような予定外の事態でも、塗匠では決して妥協せず納得のいく仕上がりになるまで丁寧に対応いたします。軒天の腐食部分の張替えや、キツツキが開けた無数の穴のパテ補修など、下地処理も徹底して行いました。
別荘地という環境では、樹液が塗膜を浮かせるリスクもあるため、施工時期を慎重に見極めました。一方で木が多いことで紫外線の当たる範囲が少なく、市街地よりも傷みが出にくいというメリットもあります。その場所に適した施工判断をすることが、長持ちする塗膜づくりにつながります。「丁寧無しに、長持ち無し」——これからも末永くY様邸に携わらせていただきます。
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